ゲスト ラグビー日本代表 稲垣啓太選手!

YouTube「筋肉食堂チャンネル」で配信しているゲストトークをWEBページでノーカット公開!!

トップリーグ優勝の最速インタビュー、最強プロップ「ガッキー」誕生秘話、次なる挑戦など、盛りだくさんのトークをお楽しみください。 YouTubeではカットされたマル秘トークも掲載しています!

 

シュンペイ

今回の筋肉食堂チャンネル、スペシャルゲストは…

ラグビー パナソニックワイルドナイツ
日本代表の稲垣啓太選手です!

 

【ジャパンラグビートップリーグ決勝を終えて】


シュンペイ
まずはトップリーグ優勝おめでとうございます。シーズンお疲れ様でした!
ささやかながら、お花を用意させていただきました。


稲垣選手

ありがとうございます(笑)ワイルドナイツカラーのブルーですね!

シュンペイ

気ぃ使いました(笑)


すごい今忙しいんじゃないですか? 大丈夫ですか?


稲垣選手

いやもう、疲れ知らずですから。疲れたことないです。


シュンペイ

決勝が終わって2日目・・?


稲垣選手

2日目ですね。ちょうど一昨日に決勝戦が行われて、優勝することができました。で昨日は、表彰式。


シュンペイ
うんうんうん。


稲垣選手

優勝しましたよ、っていう表彰式と。
ベストフィフティーンにも選んでいただきまして。

7年連続でベストフィフティーンに選出していただきました。
筋肉食堂さんのおかげですね!(笑)
俊平さんのおかげで。


シュンペイ

いやいや、ありがたいです。

そもそも、僕は個人的にもすごく大ファンで、プレースタイルすごい大好きですし。と言うよりも人としてすごく大好き!

気持ちが熱いですし、それでいてすごくチャーミングなんですよ!

今回すごく忙しい中来ていただいて本当に嬉しく思ってます。ありがとうございます!


稲垣選手
恥ずかしいな。照れますね。


シュンペイ
いろいろ考えたんだけど・・・オレは熱い話がしたい!熱い話が!

色々聞きたいこともあったし、今日はねトークで押し切ろうと思って。
聞きたいこと、聞いちゃいます!


稲垣選手
そこを押し切らせないところが(僕の)強さですから(笑)いやぜひ押し切ってください。


シュンペイ
ありがとうございます。今日はよろしくお願いいたします!

まずはシーズン終了お疲れさまでした!
最高の結果だったと思うんですけど、何かシーズンを通じて気をつけたことかあるんですか?


稲垣選手
気をつけたことはたっくさんありますねー。

今年はまず、感染予防対策ですね。
選手は毎週PCR検査を義務づけられている。

それをクリアしないことには、リーグを成功させることすらできなかったので。
自分のチームだけじゃなくて全チームです。

そして、(大変だったの思うのは)家族の皆さまのサポートですよね。

選手自身の行動制限はもちろん、家庭を持っている選手は、家族も行動自粛を強いられていたわけです。

いろんな人が、自分を律した中で成功させることができたリーグだったので、
そういった意味では、非常に意味のあるシーズンだったんじゃないですかね。

その中で優勝できたというのは最高の結果でしたね。


シュンペイ
僕は個人的にパナソニックを応援していたんですけど、5年ぶり?優勝は。

チームとして今年こそは優勝するぞ、みたいな意気込みでスタートした感じですか?

稲垣選手
いや、もちろんですよ。

実は昨年も、すごく調子が良いシーズンだったんですよ。

ただ、途中でコロナウィルスの状況悪化により、リーグが中止。
すごく良い調子で仕上がっていたゆえに、非常に悔しい思いもあったんですけど

でも、まわりの状況考えたら致し方ないというか。

それだけにみんな、今回にかける想いは強かったでしょうし、僕自身もすごく強かったし、本当に優勝できて良かったです。

5年前に同じ相手であるサントリーに負けてるんですよ、決勝で。
決勝のラストワンプレーで、そのボールが取れていたら逆転って言うシーンで
僕らはそれを落として負けちゃっているんですよ。

ちょっとその時から、時間が止まっていたような感覚があったんで。

でも、2日前の勝利で、また動き始めましたよ(キリッ)


シュンペイ
動き始めましたよ!

稲垣選手
時代が!

シュンペイ
時代が!


今回のチームは守りが厚いし強い。なおかつトライもできる。
やっぱりスコアを全部見ても、得点を取られてないんですよね。

稲垣選手
全チームの中で、トライされた平均スコア低いんじゃないですかね。

シュンペイ
そうですよね。


稲垣選手
なおかつ、反則した数も全チームで一番少ないんですよ。
チーム全体が規律を守れる、反則をしないというのは強いですよね。


シュンペイ
確かに。


稲垣選手
何でかって言うと、レベルが上がれば上がるほど、反則、イコール、ペナルティショット。

反則されたら、相手ゴールに向かってキックを蹴ることができるんですよ。
入ったら3点獲得なんです。

レベルが上がれば上がるほど、すぐ3点取られますから。1点差で負けるという経験を何回もしてきたので、そういった意識の強さもあって。
守りの強さ。規律を守る強さ、そういったところが優勝できた一つの要素かなと思いますね。


シュンペイ
稲垣選手、もし僕の知ったか振りなら怒ってもらいたいんですけど・・


ずーっと試合見ていて、4月4日の神戸製鋼製戦。同点の。
あの試合見て絶対に優勝だなと思ったんです。

タックル成功率も高いし。

特に決勝!
バレットのパスをカットしたシーン。
あそこでもう勝ったと思ったんです。

(勝つと言う)確信て、どれぐらいありましたか?

稲垣選手
決勝戦最中の確信は・・・正直いけるかな?という確信は、谷川さんのおっしゃる事に近い部分もあったんですよ。

ただ、過去に、1番最後のラストプレーで僕たちは負けた、っていう記憶があったので。全員があったと思うんですよ。

最後まで気を抜かなかったっていうのも、勝った要因なのかなと。


シュンペイ
守りの厚さと、攻めきるチカラ。これは群を抜いてましたよね。

決勝はテレビで観戦したんですけど。
ああなんかもう勝ったな、みたいな感じでしたもん。
やっぱりすごく嬉しかった!

あと、これは素人目線でごめんなさい、

タックルしてすぐみんなが起き上がって、すぐ列作るじゃないですか。
あれって、(守りの)人が減らないし、攻めいている側はメチャクチャやりずらいと思うんですよ。

チームとしては、そのあたり意識してやっていたんですか?

 


稲垣選手
まず、そこに目を付けている時点で玄人なんです。(笑)

ラグビーは15対15のスポーツじゃないですか。
僕らの味方が3人倒れていて、相手が全員立ってたら・・・そのせいで15対12というアドバンテージが生まれてしまうんですよ。

地面に倒れている仲間が少なければ少ないほど、有利に立てる。

相手が1人少ないだけで、スペースを作ろうと思ったら、1〜2メートルは作れる。
レベルが上がれば上がるほど、その1〜2メートルのスペースで(敵の守りを)抜けられるんですよ。

谷川さんが言われた通り、ディフェンスがタックルしてすぐに立ち上がる・・・・
目の付け所が違いますね(キリッ)

 


シュンペイ
ありがとうございます(笑)

 

【世界の「ガッキー」 ジャパン最強プロップの誕生秘話】


シュンペイ
みんなご存知かと思いますけど、(稲垣選手は)プロップというポジションで背番号は1番。
スクラム組むポジションなんですけど。

でも稲垣さんの動きとしては、フランカーですよね。(笑)


稲垣選手
みんなそう言いますよね。


シュンペイ
なんかフランカーが一番やってるみたいな。

僕もラグビー好きで、いろんな経験者に話を聞いた時、稲垣選手のスゴイところ、何がスゴイかって運動量がスゴイ!と。
なんでここまで走れるんだ、みたいな。

そして圧。当たったら強い。(稲垣選手の)代わりになる選手なんていないから、ずっと起用され続けている理由なのかなと思っているんですけど。

そのスゴイ走りは、自分で意識して動いているイメージなんですか?

って、スゴイ見ている(稲垣選手が)!!圧がスゴイ(笑)



稲垣選手
まあ、意識的に走っているというよりか、反応を早くしているイメージですかね。
反応プラス、予測をする。

例えば、相手にキックを蹴られていて、僕たちがカウンターをしかけていて。

ぶつかって、ボールの争奪戦が起きますよね。
その争奪戦でボールを守るのが僕の仕事なんですけど。

その争奪戦が起きるであろう地点、を予測することができる。
予測があるから、反応も早くできます。

そこに向かって何回も走り続けられる瞬発力、持久力をつける事は日頃からトレーニングで意識しています。

ただ走るだけだったら、ラグビーって楽だと思うんですけど。
倒れて、起き上がって、ぶつかって。
そういった、なんて言うんですかね。

コンディショニングトレーニング、心拍を上げるようなトレーニング。

そういうのををやっていかないと、何回も繰り返さないと、僕のポジションっていうのは長続きしないでしょうね。ただ走ってシャトル往復ではないわけで。

僕らはその前にスクラムもありますし、ラインアウトで人も持ち上げますし、
はたまた、5〜6人に押しつぶされて下敷きになっている時もありますし。

そこから、起き上がって、密集を抜け出して立ち上がって、それを繰り返す。

まとめると・・・・・



根性です(キリッ)


シュンペイ
(爆笑)

いやでもスゴイ貴重な話聞けてるよね。


稲垣選手
いま根性って言ったんですけど、僕らが学生時代、いわゆる根性練習ってあったじゃないですか。
みんな、この時代に根性練習なんて古いよ、なんて言って。

で、僕もそう思った時期があって、理論的、科学的なトレーニングを試した時期もありました。

でも、1周回って最終的に必要なのは、「根性とかメンタルの強さ」ですよね。


何でかと言うと、1番苦しい時にその能力を発揮できるかは、自分のここ(胸を差し)次第なんです。


苦しい時、もう(倒れてそのまま)寝てたいとか。もう起き上がりたくないというシチュエーションてラグビーではいっぱいあるんですよ。

もうこのまま(試合を)見ておけば良いのに、誰かがやってくれるでしょうと。

そこができるか(起き上がれるか)、できないかの差って、大きいと思うんですよ。

能力が同じでも、そこが出来る選手、出来ない選手がいたら、監督が起用するのは出来る選手。
じゃないと上には勝ち上がっていけないですし。

結局やっぱり、日常生活にしても、なにか決断するにしても、自分が心からそう思っていないと続かないかもしれない。


シュンペイ
最後の1歩、1押しをしてくれるのは、そういったところに繋がる努力だと。
(スタッフに)ちょっとペン貸してください。ここタメになる話なんで。


ナカガミ(会いに行ける人事)
根性、メンタル、ってどうやって鍛えるんでしょうか?知りたいです!


稲垣選手
これね、なかなか人に説明するの難しいですよね。
ギリギリを狙うしかないんですよ。

例えば、トレーニングで維持しようとか。
まあ僕は維持しよう、って好きじゃないんですけど。伸びしろがないじゃないですか。
成長する見込みがないから維持。守っているだけみたいな。

成長するには、自分の限界のちょっと先を狙っていかないといけないんですよ。
もちろん、限界を超えたらぶっ壊れるのはわかっているんですけど。

壊れるか、壊れないか、のギリギリのラインを狙っていく。
で、それを繰り返して行かないと、その先を経験できない。


この前の代表合宿中に、血の気が引いてきた時があって。
あこれヤバいと思って。

ちょっと汚い話なんですけど・・・ちょっと漏れたんです(笑)
小さい方ですよ(キリッ)


シュンペイ
(笑いを我慢)


稲垣選手
大っきい方は危なかったんで、座って取り敢えず塞ぎました(キリッ)

 


シュンペイ
(爆笑)


稲垣選手
ギリギリセーフです。

まあでも、それでやりすぎという話を美化したいわけでもないし美談にするつもりもないんですけど。
でも、限界狙って攻めて行かないと、結局は僕にとって維持のままなんですよね。成長に繋がらない。

周りの人に、そんな苦しいこと、何でできるの?何で続けられるの?って聞かれますけど。

でもこれ、結構大事だと思うんです。

続けられるか、続けられないかは、苦しいかどうかではなくて

みんな当たり前のように寝て、当たり前のようにご飯食べるじゃないですか。
それと同じレベルにまで(当たり前に)持っていけば、別に苦とかではない。

もちろん、やっている最中はキッツイ。

でもそれをやるってことは、僕にとって生きるために必要な事だから。
ラグビーで生活している訳ですし。ラグビーでお金稼いで、ラグビーで飯食っている。当たり前の事なんですよ。

己を律して、トレーニングして、ギリギリのラインを狙って。
モチベーションとか関係なくなってくる。

モチベーションが上がらないから、ちょっと今日はできないとか。
やる気ないから、気合い入んないからトレーニング難しいとか。
そう言う次元の話ではないんですよ。

当たり前、日常習慣になってくると・・・・

モチベーションなんて要らなくなりますよ(キリッ)
ぜひ試してください。


シュンペイ
すっごく勉強になりました。


イチロー選手が言っていた事で、
いきなりスマッシュはないと。毎日コツコツとやるといつの間にか高い山へ登っている。というような言葉が好きで。

その山を登る作業はキツいんだけど、登った時に初めて見える景色がある。

・・・・・って事ですよね?・・あれ?


稲垣選手
・・・・・・・・・・・そうです。(真顔)

 


日常生活で、僕はけっこう朝早く起きるんですけど。
6時ぐらいに起きて散歩とか行くと、必ず朝走っている人がいるんですよね。
毎日同じ人なんですけど。

僕はその時に思うんですよ。何でこんな朝早くから、長距離を走っていられるんだろう。
しかも毎日。

でもよくよく考えたら、僕もそれと同じなんですよね。

その人はきっと朝走るということが当たり前で。
その人にとって朝走るということが必要であって。

そう実感できた時に僕も、この人と同じなんだと
尚更、僕のやってることに意味を感じた。
自分の中で「あっ、こういうことか」間違ってないと思えました。

 


シュンペイ
みなさん(話の)熱さ伝わります?

僕これがスゴく好きで、汗かいてきちゃうくらいの熱さ。

これがやっぱり人気の理由だと思います。

・・・このまま日本選手権の話をしていたら日が暮れちゃうので。

視聴者の皆さんに、稲垣選手をもっともっとみんなに知ってもらいたいので、色々質問してもいいですか?

 


稲垣選手
はい。ふざけながらゆるーく。


シュンペイ
そもそもなんですけど、なんでラグビーを始めたんですか?


稲垣選手
中学校は野球 一筋で、野球で高校も決まってたんですよ。
じゃあ何でそこからラグビーを始めたのか。

中学校で野球を引退します。
全国大会最後あと一歩だったんですけど負けて。

夏休みやることがないなと。そしたら兄が高校でラグビーを始めたんですけど、それを面白そうだなと思い見るようになったんですよ。

僕はまぁやることないんで中学校のグランドで野球して遊んでたんですけど。
兄貴の高校のラグビー部のコーチが中学校の横に住んでまして。僕を見て、「グランドにいるデカイの誰だ?」と、卒業生の兄に聞いた訳ですよね。
 
ここだけの話、僕中学校1年生から体型変わってないんです。
完成されてたので。

そしたら「ラグビーやってみないか?」と。
休みの期間だけでいいからラグビー楽しんでみなよと言われて。
やってみたら面白いんですよ。

野球って9対9で、団体競技ではあるんですけど、個人戦的な要素が強いな思っていて。ピッチャーとバッターは1対1じゃないですか。

まあ、守備含めれば団体とも言えるんですけど。

そこからラグビーに移ったときに、ラグビーてミスしてもプレーは続きますし、もちろんプレーが途切れる時があるんですけどチームでカバーし合える。
そこにまた新しい魅力を感じたんですよね。
で、あれよあれよと。


シュンペイ
中学校からこのフォルムだったら、ま、スカウトしますけど!誰でも(笑)

 

エリートラガーマン「ガッキー」の栄光と挫折


高校も日本代表に選ばれたじゃないですか。
ずっととエリート街道を進んでいっているような気がしてるんですけど。
挫折、スランプ時代てあったんですか?

人生の折れ線グラフでみると、たぶん皆さんはずっと上ばかりだと思ってますよ


稲垣選手
唯一の挫折と言ったら・・・

大学生の時に遡るんですけど。
大学3年生の時に、大学選手権、わかりやすく言えば全国大会で3位になって。

その翌年、僕がキャプテンに任命されるんですよね。
周りからは前回3位だったのもあり、次は1位だと。

しかし、終わってみたら結果リーグ最下位。なおかつ、1部リーグから転落、降格ですよね。

本当にあの時は悔しかったですね。
何をやっても結果がでない、なおかつ、一番悔しい、申し訳ないと思ったのが、2部に落ちたせいで3年生の後輩たちは、その翌年の1部で戦えないわけですよ。
それは本当に申し訳なかった。

今でこそ、あの経験があったからです、とか言えますけどね。
あの当時、2、3年ぐらいはあんまり思い出したくないような感じでしたね。



シュンペイ
それは知らなかった。。。。

社会人になって、それからパナソニックに入る。
1年目でも新人賞取りましたよね?
学生時代から社会人になったときの変化、何か意識して取り組んだんですか?


稲垣選手
大学4年生の時はキャプテンということもあって。すごく周りのことを気にかけたんですね。

どちらかというと、自分のことをやるよりも周りのことを気に掛けていた。
周りをどうするべきか?ということばっかり力を注いでたんですね。

でもよくよく考えたら、自分のことが何もできてないのに周りにあーしろこーしろ言っても、周りは納得するわけないじゃんって思って。
でも以前は、それを教えてくれる人がいなかった。

それこそ大学を卒業してパナソニックに入ってからそのことに気づけた。
そのことに気付けたから、あの経験はあって良かったとも言えます。

まず自分のやるべきことをやらなきゃいけない、やってから初めて周りに意見がいえるのかなって思った瞬間、自分のやるべきことをやろう。そう思えた。
そこからですね。
自分のやるべき事が明確になった。結果それがチームのために繋がったってことですかね。

トップアスリートにとって食事とは


シュンペイ
なんかこう食事面でも変えたことってあるんですか?
多分結構、食べる量もすごいと思いますし、実業団に入って食べるもので意識されていることとか。


稲垣選手
このテーマは凄い長い話になりますよ!

高校生ぐらいまではデカくなりたかった。体もでかくしたいなら飯もデカく食べなきゃと。
それこそ栄養の知識なんてないし、もうプロテイン、肉、ご飯。
まぁその時、体重計が壊れてて115キロまでしか測れなかったというのはここだけの話で(キリッ)

大学に入ってすごく食事に気を使っている先輩がいたんですね。
トレーニング、食事、栄養・・・
本やインターネットで栄養などの情報を学んでいたんですけど、実際に間近でそこまで気を使っている選手をあんまりみたことなくて。

その先輩の言う事には説得力があるんですよね。

上を目指すのであれば避けては通れない。そのときから僕世界を目指してましたし、高校でも日本代表経験したので、上のレベル行くには栄養のコントロールは避けられない。

本当に劇的に変わったのがパナソニック入ってから。自分がラグビープロ選手としてご飯を食べていくって決断した時に、「体のケアを食事も管理できないのにプロなの?」って思ったんですよ。

自分でコントロールできることはやる。そしてたどり着いたのが筋肉食堂。

僕的には 、もしトレーニングと食事だけに意識を分けたなら、比率的にはトレーニング3、食事7くらいなんですよ。

体を痛めつけて、その回復で筋肉を成長させるんです。
筋肉トレーニングしても、栄養がなかったら筋肉は育たない。何を摂らなきゃいけないのかその都度勉強して、いろんなこと試しましたね


シュンペイ
僕は稲垣選手とプライベートでたまにご飯行かせてもらったりするんですけど。

シーズンオフでも焼肉屋さんでも、油カット、お米食べなかったりとかすごい意識高いなと思いました。
ほとんどそこがチキンよりの焼肉屋さんで、ひたすら鳥を食べてましたね。

僕らも日々こういう食事提供サービスをやってるわけですが、アスリートの方が栄養の重要さを感じてくれて、利用しくれた時って、本当に僕らの財産。一番うれしい!

稲垣選手とは結構長いんですよね。オープンして2日目ぐらいから来てくれた!
元々、僕の大学の友人が7人制ラグビー選手で、チームメイトの堀江さんを紹介してくれて。そしたら堀江さんが稲垣選手を連れてきてくれて。
それから筋肉食堂が2015年にオープンして以来、ずーっと来てくれてますよね。

 

ラガーマンはオシャレ?


なんで僕が稲垣選手に興味を持ったかって、彼がすっごくオシャレなんですよ。
全国のラグビーファンを敵に回すわけじゃないんですけど。
僕の知ってるラグビー友達、大学とかではみんなスウェットだったんですよ(笑)


稲垣選手
それがダメなんですよ。

ラグビー選手の服装って、ひとくくりで何かまとめられる気がする。
ピチピチのTシャツ、デニム。これってね結構多い気がする
学生の時はスエットばっかり。

まぁでも、自分は元々服が好きだったってのもあります。


シュンペイ
僕が稲垣選手に最初に話しかけたきっかけは、稲垣選手がスゴいかっこいいシャツ着てて。とあるブランドのシャツを着たんですけど。

僕の知ってるラガーマンで、そんなカッコいいシャツ着てるひといない!と思って話しかけたんですよ。
それがきっかけで、なんか結構仲良くなって、ごはん食べ行ったり、買い物行ったりな感じですね。
自粛が明けたら行きましょう!いま忙しいだろうから落ち着いたら!

 

「ガッキー」から、明日のラグビー界を担う子供達へ


稲垣選手と言えば、母校にグラウンドプレゼントしたりだとか、ラグビー次世代のためにすごく情熱を注いでいるイメージが勝手にあって。

キッズ達がこのチャンネル見てるかわからないけど。
今後のラグビー界を支える未来のキッズ達にアドバイスをお願いします!


稲垣選手
ここ重要ですよメモしましょう!

重要な話の前なのでプロテインスムージーをチャージしますね。


子供達に言いたい、なんて言ったら失礼か。伝えたいなと思ってるのは、ラグビーって痛いよねってよく聞かれるんですよ。子供達が怖いって。

でもボール持たせたらすごい勢いで、それなりに楽しむんですよ。
この間、公園で日本代表のジャージ、背番号1番着てボール持ってる子がいて、思わず車から身を乗り出して覗いちゃいました。


シュンペイ
泣いちゃう泣いちゃう。


稲垣選手
楽しそうに遊ぶんですよ。

僕はちっちゃい頃、野球ができる環境あったんですよ。
サッカーができる環境あったんですよ。
バスケットができる環境あったんですよ。

でもラグビーできる環境一切なかったんですよ。
ラグビーボールも知らなかったです。

だからボールがある、ない、だけで全然違うと思う。なので小学校、幼稚園にボールををいっぱい送りたい。
日本代表選手の何人かがそう言った活動してるんですけど、僕もこの活動は大賛成

子どもたちの世代がどんどん広がっていかないと、選手人口のピラミッドは大きくならないですよね。

その三角形の頂点に我々はいるわけで。
我々はもっと次世代の子供達を増やしていけるように、ワクワクしてもらえるような試合をしないといけないですよね。

ラグビーは難しいそうって思ってる子供達もいるでしょう。
実際難しいんだけど。

でもシンプルに難しいからやらないとか、それってやっぱちょっとつまらない。
もったいない。

自分にはそんなセンスがないからとか、そんな体ないよとか言わないで。

オレが知っている中で、体が小さくたって日本代表になってる選手何人もいるし。オレだって体でかいけど何か飛び抜けた才能があったかなって思うと、人より気合が強かったぐらいだと思う。

何が言いたいかと言うと、本当に大事なのは「自分がやりたいか、やりたくないか」だけ。それだけなんだよね。本気かどうか。
一番最初に言ったと思うけどそれこそ気持ちの部分。

心の奥底に、「やりたい」「やってみたいな」という気持ちがあるんだったら
絶対チャレンジしたほうがいい。みんなまだ若いんですしね。

オレは小さい頃ずっと野球やっていて、野球でプロ野球選手に本当になりたいと思ってた。
でも中学校になって野球辞めて、ラグビーやって。今ラグビー日本代表にもなれた。

自分に合わなかったらやめればいい。でも、ちょっと悩んでて、ちょっと怖くて、でもやってみたい、って気持ちが本当にあるんだったら一回やってみた方が良いと思いますよ。

みんながプロ選手になった時に一緒にプレーできるかもしれませんし、みんながプロ選手になるまで頑張りますから。
体壊れてもズタボロになってもラグビーやってますから。
一緒にラグビーやりましょう。

熱い熱い。
ちょっと恥ずかしいですね(笑)


シュンペイ
なんか日本人って、ユース時代は強いんですよ。
サッカーにしたって、陸上もそうです。

僕は陸上やってたんですけど、陸上のユースって日本人が世界大会優勝しちゃったりするんですよ。
ボルトの世界記録を抜いたりとか。
やっぱりユース時代では海外選手と対等に活躍できるんですよ。

でも、シニアに出た瞬間、やっぱフィジカル差だったり競技力がパッと開いちゃうじゃないですか。
ただのスポーツ好きおじさんとして、どうしてもこの溝は埋めたくて。


今からスポーツを始める子供達、ユース時代にちゃんとした栄養を摂って、食育して。
タンパク質とか体作りに必要な栄養素を必要な時にちゃんと食べていただいて。

その未来のアスリートが世界で表彰台目指して活躍する。その手助けみたいなことを筋肉食堂を通じてやりたいんですよね。
稲垣選手と畑は違いますけど、未来のアスリートをググッと押し上げる活動していきたいなぁと思う。

世界の「ガッキー」次なる挑戦

稲垣選手、これからはシーズンオフ?


稲垣選手
いや、実はですね。今回また、日本代表に選んでいただいて、2日前に決勝を終えたばかりなんですけど2日後に代表合宿です。

代表合宿、2019年のW杯終わってから初めての活動なんですよ。
コロナの情勢でなかなかできなかったんで。今回やっと代表再結成。

それプラス、対戦相手はなんと!
日本で一試合あるんですけど、サンウルブズ。
解散したけどけど、そのためだけに再結成。
それ国内で試合あるので楽しみですね。

さらに特別な試合があるんですよ。
今度はヨーロッパに移動して、ブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズ。(4年に一度結成されるイングランド・スコットランド・ウェールズ・アイルランドの連合軍、4カ国合同チーム)

このチームに選ばれるってことは大変な名誉。
そのチームと試合ができるということが名誉。
でも名誉で終わらせちゃいけない。勝ちに行きたいですね。勝たないと何にも評価してくれないんです。勝ちにいく。

そこに向けて僕まだ頑張っていきます。


シュンペイ
よろしくお願いますね。いやもう怪我だけには気をつけて。


稲垣選手
怪我したことないんで。


シュンペイ
筋肉食堂しても全社で応援しています!
今後ともよろしくお願いします。ありがとうございました!

 

チャンネル登録よろしくお願いしマッスル!!

 

 

取材日:2021年5月25日
場所 :筋肉食堂MIYASHITA PARK店