15 卵は、非のつけどころがない完全食である

卵は、非のつけどころがない完全食である

卵も、ぜひ食べてほしいタンパク質豊富な食材です。
肉、魚よりも手軽にタンパク質がとれるし、消費期限も肉や魚より長く、値段も安価です。

また、「完全食」と言われるほど、栄養が豊富です。
トレーニーのあいだでは、「卵黄は食べずに、卵白だけを食べたほうがいい」とか、「いや、全卵(卵黄と卵白の両方)を食べるべきだ」などと意見が割れています。

「卵白しか食べない」派は、「卵黄の脂質が気になる」という理由から反対しているのですが、私自身は全卵がいいのではないかと考えています。

なぜなら脂質も筋肉づくりには欠かせない栄養素だからです。
また卵黄に入っているレシチンという脂質は各細胞の材料になり、血液の流れをよくしてくれます。

どうしても脂肪をとりたくないときは、卵白だけにすればいいと思います。


ちなみに、筋肉食堂には、「卵白の山盛り」という名物メニューがあります。
出汁で風味を加えた卵の白身だけを型に入れて固めたものですが、脂質の多い黄身の部分がないので、脂質を控えたいときに便利でとても人気なメニューです。

少し前までは「卵は1日1個までにしないと、コレステロール値が高くなる」といわれていましたが、現在は「何個食べてもかまわない」という説が有力になっています。

むしろ卵黄がコレステロール値を下げるという説もあるほどです。


▼卵は生ではなく、火を通せ!

卵の偉大なところはさまざまな食べ方ができるところです。
茹でてよし、焼いてよし。
茹で卵はまとめてつくっておけますし、持ち歩きもできるので、小腹が空いたときのおやつとしても最適です。

最近はコンビニでも茹で卵が売っているので「追いタンパク」が簡単にできます。

ちなみに、生でも食べられる卵ですが、じつは生卵はあまり消化がよくありません。

映画『ロッキー』で、ボクサーの主人公ロッキーが、トレーニング前に生卵を5個連続でコップに割り入れて一気飲みするシーンが有名ですが、あまり消化にはよくないのです。


消化がいいのは、温泉卵のような半熟の状態で、
そうすることによって栄養の吸収率もよくなります。

ビルダーの人がよくやるのが、沸騰しているお湯に生卵を割り入れて、白身が固まったらすぐに引き上げるポーチドエッグ。

ゆで卵の殻をきれいにむくには茹でてすぐ冷水につけたりする必要がありますが、ポーチドエッグならその必要がないので調理もラクです。

私は、よく生卵を味噌汁に落として食べます。
いい頃合いに火が通るのでおすすめです。


★POINT これからは、黄身も恐れず食べるようにしよう。