「しまった、食べすぎた」
焦らず慌てず、翌日で調整。
ダイエットには執行猶予がある!
減量期を過ごしていると、たまに「まずい、やっちまった!」と思うことがあるものです。
たとえばお酒を飲んで羽目を外して、たくさん食べてしまった上、帰りにラーメンまで食べてしまった。
あるいはストレスがたまって、いけないと思いながらチョコレートを1箱ぜんぶ空けてしまった......。
減量期に、こんなことが起きると「私はなんてダメな人間なのだ」と自信をなくし、これまで続けてきた食事制限をやめてしまうことにもなりかねません。
しかし、そんなときも、慌てないでください。
食べた瞬間、それがすぐに脂肪になるわけではないからです
(食後にお腹が出ることくらいはあるが)。
食べたものが消化されるまでには、けっこう時間がかかります。
糖質なら2時間以上。
タンパク質なら3時間以上。
脂質は7~8時間以上。
消化されても、それが体に吸収されるまでには、さらにプラス1時間かかると言われています。
ということは次の日に食べるものを少なめにして、
「足して2で割れば、いつも通り」にすればいいのです。
翌日の食事は普段より主食を控えめにするなどして糖質を減らし、野菜も意識してとるようにしましょう。
そうやって1日の総摂取カロリーを抑え、そのうえで筋トレやウォーキングをすれば、言うことないです。。
私はよく「ダイエットには執行猶予がある」と言っています。
やらかしてしまっても、すぐに「実刑」が下るわけではないと。
自暴自棄にならず、落ち着いて次の日に調整すれば「なかったこと」にできます。
▼我慢しすぎず、次善の策をとる
前述のチートデーを定期的に設けていたとしても、「どうしてもラーメンが食べたい!」とか、「甘いものが食べたい!」という衝動が湧き起こるときもあると思います。
強いストレスを感じ続ければ、必ず爆発します。
ちょこちょこと息抜きをするのが継続の秘訣です。
ただしほんの少量であっても、甘いものやお酒に手を出したとたんに、気持ちが
ゆるんで、これをしばしば自分に許してしまう人がいます。
こうならないように、自分を甘やかした翌日こそ、決意も新たに気を引き締めて行くのが大事になります。