トレーニング後の「タンパク質+糖質」が最強である理由
前項では、トレーニングの1時間前にタンパク質をとろうとお伝えしました。
それと一緒に、バナナやオレンジジュース、おにぎりなどの糖質も摂取したいです。
前述のように、筋肉をつくるにはタンパク質だけでなく糖質も必要だからです。
これは、減量期でも同じですまた、それに加えて糖質はトレーニング直後にもとっほうがいいです。
▼トレーニング後に糖質をプラスすると、効率が上がります
なぜ、糖質が必要なのかと言うと、トレーニング後にタンパク質と糖質を一緒にとることで、筋肉の成長が促進されるからです。
前述の通り、糖質をとると、インスリンが分泌され、急激に上がった血糖値を下げ、糖質を脂肪細胞に蓄えるのですが、トレーニング直後は事情が変わってきます。
トレーニング後は、糖質を脂肪細胞ではなく、筋肉に蓄えようとするのです。
トレーニング後の筋肉は、糖質が欠乏した状態になっています。
そのため、脂肪細胞よりも筋肉の方が糖質に対して敏感になっているため、摂取した糖をグリコーゲンとして貯蔵すべく、このようなことが起こっているのです。
さらに、その過程で一緒にとったタンパク質も筋肉に入っていきます。
▼トレーニング後の糖質の必要量とは?
もちろん、トレーニング後であっても、糖質をなんの制限もなく食べられるだけ
食べてしまうと、脂肪として蓄えられてしまいます。
糖質を含むスポーツドリンク300ミリリットル程度(種類によって変わる)、バナナ1本、おにぎり2個......、といったイメージを持っておくとわかりやすいと思います。
トレーニング直後に、これらの糖質を摂取。
シャワーを浴び、帰宅してからプロテインや肉などのタンパク質をとるというルーティンを決めると取り組みやすいと思います。
また、朝と夜とでは、インスリンの分泌量が変わってきます。
朝よりも夜のほうが多く分泌されるからです。
したがって、朝トレーニングする人は、少し多めに糖質をとり、夜トレーニングする人は少なめにとるとよりいいでしょう。