三食すべてでタンパク質をとる。
「足りないなと」思ったら、
「追いタンパク」で一品追加せよ
普段、何も考えずに食事をとっている人は、気がつくと炭水化物中心のメニューになっているはずです。
朝は、トーストとコーンポタージュ。
昼は牛丼、ラーメン、ハンバーガー。
夜はご飯と味噌汁、唐揚げ、肉じゃが、ビール。
日々の食事がこんな感じの読者も多いのではないでしょうか。
しかし、今日からは、ここまで紹介してきたタンパク質食材を日々の食事に積極的に取り入れてほしいです。
朝、昼、晩のすべてでタンパク質をとるようにしましょう。
たとえば、いままで朝食がトーストだけだったとしたら、そこに卵を1つ乗せるだけでもタンパク質がとれる。
今まで昼食がラーメンや蕎麦、ハンバーガーだったとしたら、これからは焼き魚定食などを選ぶといった具合で改善して行きましょう。
そのとき「今日の魚はちょっと小さめだな」と思ったら、納豆や冷奴の小鉢、卵などをプラスする。
よく僕は「追いがつお」ならぬ「追いタンパク」と呼んでいます。
▼コンビニは「追いタンパク」の宝庫だ
一見、「追いタンパク」はハードルが高そうですが、大きな味方がいます。
それはコンビニです。
すでにトレーニングをしている読者なら、コンビニのサラダチキンの存在をすでにご存知かと思います。
味つけしたムネ肉がパウチされて売っているのですが、これは、高タンパク・低脂質のお手本のような食材です。
他にもゆで卵、ツナサラダ、ヨーグルト、プロテイン入りのドリンクなど、コンビニには、「追いタンパク」にぴったりの食材がたくさんあります。
タンパク質が足りないなと感じたら、これらを食事の後や間食に食べればいいのです。
最近では、タンパク質含有量がパッケージに表示されていることも多いので、それも参考にするといいでしょう。
三食をとるうえで気をつけたいのは
「朝や昼が軽かったから、夜にドカッと食べる」というパターンです。
夜、寝る前に大量に食べると、消化器官が休めなくなってしまうからです。
布団に入る3時間前には食事を終わらせましょう。
また、夜に食べる肉や魚は、消化のいいものを選ぶといいと思います。
タイ、カレイ、ヒラメ、タラなどの白身魚や鶏肉、ヒレ肉は、他の食材に比べて脂が少ないので消化がよく、おすすめです。