居酒屋は最高の「筋トレ食堂」である
「アルコールは筋肉を破壊する」とお伝えしたばかりで、矛盾するようですが、筋肉をつけたいと思っている人にぜひ通ってほしい場所があります。
それは居酒屋です。
「居酒屋は、トレーニーにとって最高のレストランである」大袈裟かもしれませんが私はいつもこう言っています。
居酒屋、特に若者向けの大衆居酒屋チェーンは、唐揚げやフライドポテトなど高カロリーのメニューが多いイメージがあります。
しかし、よくメニューを見ると、高タンパク・低カロリーのメニューが非常に多いのです。
たとえば、刺身、馬刺し、ホッケ、しめ鯖、焼き鳥など。
しかも、夏なら冷奴に枝豆、冬なら湯豆腐など、大豆系のタンパク質メニューも豊富です。
よく考えてみたら、マグロの刺身と枝豆と焼き鳥を一度に食べられるレストランなんて、そうそうないと思います。
イタリアンやフレンチのフルコースより、よほど理想的です。
しかも、誰かと一緒でも、オーダーするものは必ずしも相手と同じでなくてもいいのもありがたい。
▼谷川チョイス・おすすめ居酒屋メニュー
私は平日の夜に仕事の関係者と飲みに行くこともあります。
そんなとき、もし私が店を決めていいのなら、必ず海鮮系居酒屋を選ぶようにしています。
メニューが刺身や焼き魚など魚料理が中心なので、「揚げ物しかない」とか、「こってりしたチーズやクリーム系ばかり」ということがなく安心だからです。
その際、必ず頼むのは刺身、枝豆、えいひれ(マヨネーズはつけない)、ホッケ、アジのひらき、それからもしメニューにあれば馬刺しなど。
鶏肉をたくさん食べられるという点では、焼き鳥屋さんも最高です。
ただし甘いタレは糖質が多いので、塩で食べるようにしています。
ササミはもちろん、砂肝、ナンコツ、モモ、ハツなど、何を頼んでもほぼ大丈夫です。
ところで、「居酒屋ではサラダさえ頼んでおけばヘルシーで安心」と思っている人はいないでしょうか。
実はサラダのドレッシングは非常に高カロリーです。
ドレッシングは別にして塩、コショウで食べるか、せめてドレッシングの量を
調節するようにしたい。
注文の際に「できればドレッシングは別でお願いします」と頼むようにしましょう。